マスクをして子どもを育てる怖さ

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今からおよそ800年前のローマ皇帝フリードリッヒ 2世が、

「言葉を一切教わらなかった赤ちゃんは、どんな言葉を話すようになるのか?」

という疑問からこんな実験をしたそうです。

50人の生まれたばかりの赤ちゃんを集めさせ部屋に隔離しました。

そして乳母たちにマスクをさせ

次の条件で実験を行うように指示しました。

赤ちゃんの目を見てはいけない。
赤ちゃんに笑いかけてはいけない。
赤ちゃんに話しかけてはいけない。

赤ちゃんにミルクを与える。
赤ちゃんをお風呂に入れる。
赤ちゃんの排泄の処理をする。

つまり生きるための世話はさせ、コミュニケーション・スキンシップをとらせなかった。

結果は、3歳までに49人が死亡。
最後の1人が6歳で死亡。

こんなひどい実験、今では考えられませんね。



赤ちゃんの目を見ない育児なんて…あれ? スマホばっかり見ている?

赤ちゃんに笑いかけない育児なんて…あれ? テレビにお任せしてる?

赤ちゃんに話しかけない育児なんて…あれ? 忙しくてそんな暇ない?

あれ? マスクで周りの人間は赤ちゃんにお手本となる表情を見せていない?

『マスク保育の危険性』

2学期の始業式に30数年出ていて、今年はその異常さに気がついた。
なんとこどもたちの表情に“豊かさ”がないのだ。
表情が動かない(無表情)と言ってもいいかも知れない。

始業式には園の歌も歌っているが、歌を歌えないこどもたちがたくさんいた。

表情がない。
歌を歌えない。
これらは全てマスクのせいだ。

コロナ騒動がピークの時は、こどもにもマスクをさせていた親がいたので、先生に親に対してマスクの危険性を伝える様に促した。
こどもがマスクをすると、言語の発達が遅れるばかりか、感情面も発達しないからだ。
また、この暑さで熱中症のリスクも格段に増える。
致死率0.0008%のコロナより、熱中症の方が危険度も高く何よりこどもの成長が阻害させては元も子もない。
一度はこどもたちにもマスクをさせていた他の園も、今ではマスクなしでこどもたちは登園してくるようになったそうだ。
8月になり、全国の園長と話す中、先生も既にマスクなしで保育をしているという話を聞いた。理由を聞いてみると、先生がマスクをしていると“こどもの発達を阻害”するからだという。

全くその通りだと思う。

こどもは“模倣の存在”である。
周囲の大人の真似をして様々な感覚を身につけていく時期なのである。
先生がマスクをしていると、先生自体の存在感まで奪われるほど、その“人”が伝わってこない。表情がわからない。口がどの様に動いているかを見ることもできない。
模倣ができないのである。

ある園では、未満児が食べ物を噛まないで呑み込んでしまうようになったと聞いた。
噛んでいる口元が見えないからだ。
その位、大人の表情を見てこどもは模倣しているのである。

先生がマスクをしている、またはこどもの周りの大人がマスクをしていると、こどもの成長にとっていかにマイナス面が多いか理解して頂けると思う。

こどもたちの育ちを考えた時、我々大人はそろそろマスクを外さなければならない時が来たのかも知れない。

世間の目を気にするのか
こどもの良き成長を取るのか

うちはこどもたちの為の、”こどもの園”(KINDERGARTEN)である。

答えは明白である♡

加納 大裕さんの投稿 2020年9月2日水曜日

咳が出る、風邪をひいている、それ以外でマスクをしている大人たちは

赤ちゃんと目が合ったらこう思うといいです。

見ず知らずの赤ちゃんだとしても、

その赤ちゃんの健全な発達を阻害していると。

生きる力を奪っていると。