ワークショップ質問への回答

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11/7 川崎市の小学校で開催したワークショップのアンケートにあった質問に回答します。

資料にあったように、親は怒鳴らない急かさないなど頭ではわかっていてもどう声かけすればいいのかわからない。宿題としなさいと言わなかったら本当にしない。宿題をせず、学校に行かせるわけには行かないと葛藤し、結局宿題をしなさいと矯正してしまいました。どうしたらいいのでしょうか。困っています。

宿題に限らず、子どもに強いているその内容が、『怒鳴って、急かしてまでさせなければならないものか』今一度考えてみてはいかがでしょうか。

例えば、

学校は泣いて嫌がっているのに無理やり行かせなければならない場所か?

宿題はしていかなければならないものか?

食事は残さず好き嫌いなく食べなければならないものか?

さて質問にあった宿題についてですが、「宿題をせず学校に行かせるわけには行かない」のはなぜでしょう?

子どもが叱られるのがかわいそう?

先生に申し訳ない?

子育てをサボっていると思われてしまうのが嫌?

それともほかに理由があるのでしょうか。

私は『学校の普通の宿題(ドリル・プリント・音読)』の悪影響を知っていますので、我が家では小学校の間それらを子どもにはさせていません。もちろん先生の了解を得て、宿題をどんぐり式の学習に差し替えてもらっています。ただ、それでは先生が困るでしょうからと代わりに私が宿題をやって持たせています。もちろん先生も知っています。

仮に、子どもに悪影響が無いとしたら、宿題をしようがしまいが放置すると思います。

それで先生に叱られるなら叱られて、叱られたくなければ叱られないような行動をとるでしょうから。

ちなみに我が家では、
学校は行きたくないときは行かなくてもよいというルールです。
⇒全然休もうとしません。

どうしても嫌いで食べられないものは残してよいというルールです。

⇒好き嫌いはほんの僅かですがあります。外では頑張って食べているようです。

お母さん自身の考え方が変わると、怒鳴ったり叱ったりして何かをやらせることってそうはありません。

危険な状態にある時くらいでしょうかね。


よかったのですが、ひとりっ子の我が家では難しい事が多いなーと感じました。外遊びしていると思ったら、外で友達のゲーム機で遊んでたり。(私は1日30分スマホやタブレット可にしている)主人はスマホ、ゲームは全く制限する考えがないので夫婦で子どもにいう事が違ったり。本をどうしたら読んでくれるでしょうか?(歴史漫画は読みますが活字になると途端に読みません)

読書も仮想世界での体験ですから、小学生の間はあまり本好きにならない方がよいですが、、、本を読んでもらいたいとしたら、本よりもお手軽に楽しめる娯楽を制限しないと、子どもは本を選びません。大人でも同じことです。

ちなみに、テレビゲーム無、テレビは週に3時間、宿題もなしで育てていると、自然と暇なときは本を読んだり、アナログ遊び(トランプ・オセロ・将棋などなど)をするようになります。大人をも魅了するような娯楽機器を使える状況では難しいでしょうが、一緒に本を読む時間を決める、寝る前の読み聞かせ&読書時間を設ける、など試してみるといいですね。

小4男子です。毎日のゲームの時間を制限していますが、友達とオンラインで約束しているからと時間を増やすよう頼まれ、毎日のようにケンカしてしまいます。どうしたら時間制限できますか。

我が家のルールはこうです。これが守れないのであれば家からゲーム機はなくします。

うちはうち、よそはよそです。捨てる時にはあなた(子ども)が自分で買ったソフト代金はキャッシュバックします。

これでよいのではありませんか?

交渉の余地がある、ごねれば折れると思われたらごねてくるでしょうが、うちの親は本気だとなれば何も言いません。

ただし、「うちはうち、よそはよそ」と言っておきながら、「●●ちゃんはこうなのよ、あんたも頑張りなさい」なんてことはいうと子どもはその矛盾に気がつき、反抗しますので注意しましょう。


とても興味深いお話が聞けてよかったです。実際に問題を解いてみて、子どもの気持ちがわかりました。これからもう少し優しく、うるさく言わないように心掛けたいです。考え抜く力をつけるをモットーとした算数教室に通わせているので、共感できるところがいくつかありましたが、計算(たし、引き、かけ、わり)はある程度スピードが必要と言われており、今日はゆっくりで良いと伺い、それはどうしてか?という点をもうすこしお聞かせいただきたかったです。

学校も算数教室も、多くの問題を短い時間で解くような状況(テスト、ドリル・プリント演習)を踏まえて「計算スピード」を求めますが、そもそもそんなテストやドリルなどでたくさん問題を解く必要が無いのですから、はやさを求める必要はありません。

子どものテンポでテンポよく計算できればよいのです。そのうち自然に計算スピードは上がってきます。自分のテンポでできないことは大きなストレスになります。このストレスが大敵なんです。「感じられない・考えられない頭」をつくるもとです。

外で遊んで欲しいと思っているが、うちの子は外に出たがらない。結果的に家の中で将棋したり、テレビを見たり、妹と遊んだりしている。外で遊んでくる子が、わたしの理想だったけれど、最近は諦めて家の中で過ごすことを容認しています。外で遊びたがらなければどうしたらいいのか。

最近は、周りに外で遊ぶ友だちも場所もありません。外で遊ぶ環境づくりも親が関わらなければならないほど、周りの環境が悪化しているんです。

放課後遊びの会をつくったお母さん、プレーパークに連れ出すお母さん、頑張っているお母さんがたくさんいます。そこまでできないとしても一緒に外に散歩に行く、それだけでもよいですよ。幸い妹さんがいるようですから、2人で外で遊べる小道具を用意してあげるのもよいと思います。あとは引きこもりグッズを減らすといいですね。

勉強を制限して勉強ができない子になりませんか?暗記が意味ないことは分かりました。

学校では授業を聞いていますし、逆効果の勉強を制限しているだけなので、勉強ができない子に…なりにくいです。小学校の間は計算スピードの遅さから計算問題が終わらない、漢字の書きの練習をさせないので書きだけ苦手な子もいますが、学年が上がるにつれて解消していきます。

中学からは暗記学習も解禁ですが、イメージに紐づけて覚える癖がついている子は暗記もそれなりに得意になっています。


以下は頂いた感想です。スタッフの方がデータにしてくれたのでそのまま貼り付けます。

企画してくれた1名を除き、全員どんぐり倶楽部を知らない&実践していないお父さんお母さんたちの感想です。

今後はもっとのびのびと子育てをしていきたいです。

ついつい先取り学習をさせがちだったので、ゆっくりゆっくりを心がけて過ごして行きたいと思います。

子どもの勉強をみていて、これで良いのかな?こんな教え方で良いのかな?と自分に疑問を覚えることが増えていたので、本日良いヒントを頂きました。今も指を使って数を数えるわが子をあまり心配せず、長い目で見守っていきたいと思います。

発達障害児が増えているという話がありましたが、少しの枠からはみ出しただけで、専門の病院を紹介されるということは、我が家もありました。一人目だと不安になるのは事実です。少し神経質に世の中がなっている気がします。遊びの場も狭く、行動も限られていて、ストレスがたまる子どもの環境がよく分かりました。どんぐり倶楽部の遊び感覚で問題に取り組めると、頭がほぐれると思います。

子どもへの対応を考えさせられました。絵でイメージさせる方法など取り入れやすいと思いました。

子どものゲーム好きに困っています。

とても楽しく聞かせていただきました。小2の次男にやってみたいと思います。

日常生活や遊びの中で、思考する事の大切さを学びました。ありがとうございました。

久しぶりに計算問題などを時間を計ってとくということをやり、あせりました(笑)子どもに大量の計算を時間を計って解くところに通わせていますが、いつもこれでいいのかと疑問に思っていました。(文章問題が解けなくなるのでは)先生のお話を聞いて、やはり理解させていれば問題は解けるということを改めて感じました。ありがとうございました。


まわりに流させる自分自身を反省しました。いつも勉強・・・いつもカリカリする日常、いつも時間、時間に追われている生活。自分自身が考え方を変えないといけないと思いました。じっくり考えたいです。ありがとうございました。

絵を描いて見ると問題が解けるというのはおもしろかったです。家でも文章題を解くことにつまったら、この方法を言ってみようと思います。きっと楽しんでやってくれると思います。

学力を育てるというより、親としての姿勢や考え方が重要だと感じました。

子どもをとりまく環境を今一度考え直す良い機会となりました。忙しくさせすぎず、成長に合わせた学習を考えたいと思います。絵文字たくさん描かせてあげたいと思います。

学校で教わっている事を割と覆して来る内容で、興味深く聞くことができました。子どもの学習について、日々悩んでいますが、ますます悩んでしまいそうです。とても為になる内容だったと思います。ありがとうございました。

家庭学習について考える事が多く、大変参考になりました。ありがとうございました。

子どものペースを考えるということの大切さを再確認しました。今は共働きで、親も子も余裕がないのだなと感じました。周りがやっているからと辞められない習い事についてもう少しよく考えてみます。本日はありがとうございました。

共感できるところがたくさんあって、取り入れられるところは少し実践してみたい。親の意識と心構えや覚悟が試されると感じました。

お話が楽しくてあっという間の時間でした。2人の子どもがいて1人はすでに12歳を過ぎてしまい、子育て終わりとあり、自分のやり方が間違っていたのかなあと反省しました。下の子どもにはできれば頑張ってやってみようと思いました。


子どもは親の知らない所でいろいろとストレスを感じているんだなと思いました。家に帰ってきた時はゆっくりとした時間をなるべく作ってあげたいなと思いました。

納得出来ること、我が家も実行したい!と思う事がたくさんあったが、もうすでにデジタルメディアに触れる時間が多く、どういう手段で平和に減らしていけるか・・・が悩ましいです。ほどよく取り入れられたらと思います。

放課後はテレビゲームがほとんどの時間になってしまっています。外遊びは何をしたらいいかわからないと子どもが言う理由がわかった気がします。実体験を多くしていくように心がけたいと思いました。

次男(年長)の学力が心配で参加しましたが、勉強を教え込むことよりも、情緒の安定が大切、先回りのことを教えず、学校の事は学校で学ぶという内容に安心し、来年4月に控えた入学を楽しみにできそうです。ありがとうございました。

日頃から算数の文章題は絵を描いて解くことを子どもに言ってきたので間違ってなかったとホッとしました。でも、絵を書くのが苦手で視覚情報が記憶に残りにくく、どちらかというと聴覚情報の方が優位な我が子には絵を書くが難しいと感じているようです。どうすればいいのかなと悩みます。また英語はどうイメージ化すればいいのかがわかりません。I have a penはピコ太郎のおかげで言えますが、 You have a penは言えません。そろばんを3年やっても7+8が2もらうと10と頭の中にイメージできないそうです。

現代の子ども達の異常な状況を改めて先生のお話で再確認した気がします。放課後、習い事も一つだけでお友達と遊んでいる娘を不安に思ったこともありますが、それが娘にとっていいことと肯定して貰えた気がして子育てに自信を持つことができました。

12歳までのことをお話ししていただきましたが、中学生も基本は変わらないですかね・・・。やらせるとかそういう考えをまず親が捨てて、ゆっくり話をする時間を増やしていこうと思います。

周りの皆がしているからと同じことをした方がいいと塾や習い事、学校の勉強のやり方など同じことをしています。でも、このお話を聞いて、生活での経験、子ども時代にしかできない事(外あそび)をしっかりしてあげた方が社会に出てからいい事がわかったので、少しずつ変えていきたいと思います。どんぐり倶楽部が近所にあればいいなと思っています。ありがとうございました。

考える力を身につけるために、問題を絵を描いて解かせる方法、今度子どもにやらせてみようと思いました。大人のふるまい、言動が、今の子どもたちに影響大きいと私も感じます!気をつけたいです。

問題を解いている時間はストレスでしたが、子どもの気持ちを理解でき、また自分の頭の衰えを感じて危機感を持つことができました。塾にも通わず、毎日放課後を遊んで過ごす子どもを見て、このままでいいのかなあと少し不安だった気持ちが消えました。子どもは漢字だけが大の苦手ですが、今回の見て記憶する方法を伝えてみようと思います。ありがとうございました。

いつも子どもに口うるさく勉強や宿題を指導していましたが、本日の研修で考えが大きく改まりました。大量暗記や反復学習、自分自身が子どもの頃から教わっていたことを子どもにも同じように伝えるのは怖いことなんだなと・・・。どんぐりクラブのHP、帰宅後に拝見させていただくのが楽しみです。学校の教育も変わってくれることを切に願います。

1人目の子どもは繰り返し反復練習させる教室に5年程通っておりましたが、高学年になって感じたことは、計算は解けるが、応用問題になると全く手が出ないという現実に唖然としました。まさに先生のおっしゃっていることは、この様なことだなと実感しています。私もその現実を受け止め、2人目の子どもにはその様な学習を取り入れることを止め、日常の遊びを大切にすることを重視し、習い事は何もせず、本人のやりたい様にやれる日々を過ごさせる様にしています。上の子よりもたくましい子に育っていると思います。2人目でそのことに気がつき良かったと思っています。

子どものへの接し方、環境の整え方など、見直しできるところをこれから直していきたいと思います。今日の講座で解いた問題ですが、久しぶりに子どもに戻った感覚になりました。子ども目線で会話する様にしたいです。

深く理解、納得できる面白いお話でした。とくに時間を計って一斉に問題に取り組むという子どもの体験をしてみて苦痛がよくわかりました。我が家には高学年からの不登校の子がいるのですが、学校のペースを離れてから、その子の伸びる部分や心の変化を知るチャンスに恵まれた経験があり、先生のお話は、自分の経験を裏付けて下さるような感触で聞かせていただけました。ありがとうございました。

本日はありがとうございました。子どもの気持ちになって、勉強してみたら、「となりに早くしなさい」という人がいると言われたら、嫌な気持ちになるなと思いました。

計算問題など子どもにとっては意味がわからない事をさせていたのだなと思いました。普段の生活で頭を使う事を意識していたつもりでしたが、まだたりないと感じました。のんびり見守っていきたいです。

子どもたちがしている苦労がわかり、放心状態です。私自身も丸暗記人間かもしれません。12歳(男)の息子に絵をかいてみれるか。

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