私の失敗

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すでに何度かブログで触れてきましたのでご存知の方もいると思いますが、私は自分自身が塾に通わずに小中高と過ごしました。

中学の定期テストの勉強も最低限の宿題(をしたんだろうと思いますが記憶がありません)、高校受験もガリガリやった覚えはなくいつも21時~22時には布団に入っていました。

母親にも『あんた、ほんっとに勉強しなかったわ』といまだに言われます。

それでも高校受験が終わるまでは勉強に困るこということはありませんでした。

(高校に入学したら授業は睡眠時間、勉強ができない状態が気楽になり成績は下降線)

だから塾を始めたころ、なぜ子どもたちがこんなに勉強ができないのか、理解力がないのかが全くわかりませんでした。フランチャイズでしたので一応メインのパソコン教材はありましたが、指導困難な子のためにいろいろな学習方法や教材を試す中でどんぐり倶楽部に出会いました。

百マス計算、音読、フラッシュ、速読、速読聴、アニメーション、古文の音読、まぁ本当にいろいろ試しました。

成績は上がっても、親が喜んでも、子どもが本当の意味で賢くならないものは捨ててきました。判断基準は自分の子どもにやらせたいかどうかでしたので。

かなり失敗してきたと思います。

どんぐりに出会ってからも失敗しました。

これを読んでみてください。

最近、文章問題をやっている小学生たちが熱いです(^^)

特に、文章問題をやりだして1年以上たっている子が6年生には2人いて、2人とも週5日毎日来ています。

1日1~4問として、平均2問×月20回位=40問 学校の単元学習はたま~にやっていますが、ほぼ文章問題です。あとは中1~中2の教科書に準じた単語・本文を毎日リスニングスピーキングしてかれこれ1年半がたちますので、かなりの量の英語をインプットしてきました。

今日彼らが解いた問題はこんな感じです。キッチリ正解しています!

今日はハムスターのチェリーちゃんの誕生日です。
今年は大好きな巨大向日葵(きょだいひまわり)の種2個と立方体クルミ5個が買える600円の商品券3枚と、巨大向日葵の種4個と立方体クルミ5個が買える700円の商品券2枚を貰いました。この商品券の金額から巨大向日葵の種1個と立方体クルミ1個の値段を考えてみましょう。

今日はハムスターのチェリーちゃんの誕生日です。毎年チェリーちゃんはハムハムマーケット商品券を貰うことにしています。
今年は大好きな巨大向日葵(きょだいひまわり)の種2個と立方体クルミ6個が買える280円の商品券3枚と、巨大向日葵の種4個と立方体クルミ5個が買える350円の商品券2枚を貰いました。では、商品券全部の金額は巨大向日葵の種1個の何倍にあたるでしょうか。

英語のリスニングトレーニングの失敗なんかは改めて書くことではないんですが、実はこれ、どんぐり問題を取り入れて2年弱の頃のブログ記事です。6年ほど前ですね。

問題数が多いという失敗もあります。

でもここから読み取れない失敗として、

●ヒントを与えた

●何度も差し戻して考え続けることを強要した

●解き方を教えることがあった

●類題を意図的にやらせた

というのがあります。

当時は環境設定についてはあまり言っていませんでしたので、宿題制限どころかゲームやり放題、習い事行き放題という状態。。。

なにせ、私自身が毎日通い放題コースなどを設定していましたので。

で、大事な事ですが、毎日通っていたこの子たちだけでなく、週1日~2日の子たちでも、ヒントを与え、誘導し、さらに類題を意図的にあてがうと、2年もすれば学年相当の問題を自力で解けるようになったんですね。

当たり前ですね、どんぐり問題を使ってパターン学習をしたのですから。

(一般的なパターン学習よりは教えないし類題も少ないですが)

だから、環境設定などしなくても2年もあれば誰でもとは言いませんが、学年相当の問題を自力で解けるようにすることは難しくありません。

でもね、これは私の失敗です。

どんぐり問題が自力で解けることを目標にしてしまった。

もちろん普通の学校準拠のドリル学習よりはましですし、2年たっても学年相当の問題を解けるようになっていないケースからすればよく見えるかもしれません。

でもね、もうやりません。

少なくとも私の教室では。

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