自主性
6年間で宿題をたった2週間しかやらなかった長男が中1になり、毎日の自学を言われなくてもやっています。なんか、とても新鮮です(笑)
さらに昨日は「明日は漢字テストなんだよ、100点狙おうっと♪」とIF法のお手本を大きな紙に自分で書いて覚えていました。
大きなお手本は自学ノートにやってもノートを無駄に埋めたと受け止められるからとそちらには別の勉強をしていました。
「不思議だなぁ お手本がなくてもその漢字をパッと見ると覚えられるようになってるよ。」
『そりゃぁそうだ、そういう訓練をしてきたんだから(笑)』
「えっそうなの?」
『そうだよ(笑)』
小6の頃、50問テストで4点などとってきた男です。
(理不尽への反抗+書きはあまり覚えていなかった)
しかも4点(2問だけど同じ漢字)の丸以外のところはハングル文字風の記号がびっしり埋めてありました(苦笑)
訓練と言っても特訓じゃないから、ストレスフリー、本人の自覚なし、たまぁ~にIF法のやり方の確認程度。
朝もさっと目を通して、「よしよし、全部覚えてるぞ」と楽しそうでした。
勉強を楽しむ、自主的にやるって、こういう事なのでしょう。
日直の号令
前を向いて座っている日直さんが見渡せるクラスの範囲と、前に立っている先生が見渡せるクラスの範囲は当然違う。
挨拶をしだす日直さんに、
「まだ姿勢が悪い人がいます。やり直し。」
「まだ手が動いている人がいます。やり直し。」
というように、何度もやり直しをさせる先生が結構います。
やり直しをさせない先生の方が少ない。
やり直しをさせるのが指導だと思っている。
間違いを見つけて指摘するのが指導だと思っている。
子どもの視野と自分の視野の違いに気がつかないのでしょう。
やり直しを食らうたびに子どもたちの表情が険しくなることにも気がついていないでしょう。
子どもたちには、いちゃもんをつけるお手本ね。
計算力
98円+198円+298円+198円+398円
を頭の中で素早く計算できる計算力より、100円+200円+300円で600円、+400円で1000円、+200円で大体1200円。正確には・・・2円×5で10円引けばいいから1190円、という計算力を育てている。
計算力というより面倒くさがりの工夫力?
テストでは紙とペンがあるから筆算すればいいし、社会に出たら電卓もエクセルも使えるし。
計算問題は抜群のスピードと持久力を発揮する子達が、文章問題ではわずか数秒で「わからない、何算?」と言うのを見ると、残念でならない。
我孫子市の管理教育
25年前でこの状態・・・多少は良くなっているものの本質的には変わっていないなぁ。しかも子どもたちのストレス発散の出来る場所や機会が減ったことを考えると、子どもへの悪影響の度合いは著しく増している。
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「我孫子・丸刈り狂騒曲を振り返る」
小学校の授業参観にいくと、教室の前に子供たちの描いた絵が飾ってあります。写生ですが、クラス全員の絵がみんな同じ(?)なのです。聞くところによると、色も構図も「県展の審査員の好み」に合わさせて描かせるのだそうです。子供の使いたい色は、禁止(!)です。商店主のあるお父さんは、どうにも腹に据(す)えかねて、後日抗議に行こうとしましたが、奥さんに止められてしまいました。
第四小学校では、一日二回、三旗(日の丸・県旗・校旗)掲揚(けいよう)が行われます。校歌が流されている間、子供も居合わせた父母もみな無言のまま直立不動の姿勢をとらされます。戦時中の話ではなく、いまのことです。
バスで遠足に行きます。バスに乗ってから降りるまで、子供たちは、すべて事前につくられたプログラム通りに行動させられます。レクリエーションも、何を何分間どの班がするか決まっています。
ある校長は、私に自慢気(じまんげ)に言ったものです。
「うちの学校では個性を伸ばす教育をしている。何の歌やゲームをするのかを子供たちに自由に決めさせているのだから。」(!?)
中学生は大多数が運動部に所属していますが、早朝と放課後の二回、毎日練習です。日曜も祭日も休めません。休みは一ケ月に一日、第三日曜日だけです。なんとこの日を「家庭の日」と呼ぶのです。ブラックユーモアの極(きわ)みです。
引用元:http://www.shirakaba.gr.jp/home/tayori/k_tayori5.htm
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