先週はこれを見ていて寝不足気味でした・・・(苦笑)
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さて、
『来月は「○△×■」という映画を鑑賞します。』
と、子どもがもらってきたプリントに書いてあったとして、じゃあその本の原作とDVDを借りてきて、鑑賞会までに読ませる、見せるバカな親はいないでしょう。
『来月は「○△×■」という映画を鑑賞します。その後、感想文を書いてもらいます。』
だったら、何人かはいるかもしれませんね。
『来月は「○△×■」という映画を鑑賞します。その後、感想文を書いてもらいます。感想文の内容は、成績に反映します。』
だったら、おかしな行動をとる人は一気に増えるかな。
小学校の勉強の先取りって、それほど面白くない映画を、事前にあらすじを教え、短く編集したDVDを何度も何度も見せてから、オリジナルの映画を鑑賞させるようなものです。
それでどうやったら映画を深く味わい、楽しむことが出来るのか?
よく考えて欲しいですね。
ただ、いい点数をとってほしいという親の欲で、子どもの気持ちは無視、結局本当の学力が育たない。
高学年から授業についていけない、中学から塾に行かないと授業が理解できない、子どものせいではありませんね。
「うちの子は一度で理解できる子じゃないから」
「何度もやらないと理解できないから」
と、そういう子に育てた本人が子どものせいにしているのはよく耳にしますけどね。
勉強出来ることが「すごい」「えらい」という価値観を植え付けられずに、自分が興味のあることをしながら、わずかな勉強時間で、「おまけ」として良い点数をとる子たち。
http://02672405.at.webry.info/201510/article_1.html
小さい頃から「100点をとりたい」と七夕の短冊に書いてしまうほど刷り込まれ、偽物の学力を身につけさせられたつけで、中学では毎日部活と勉強漬の生活を強いられ、息抜きで高度な暇つぶしツールで時間と心を浪費しているストレスまみれの子たち。
1:999 くらいの比率では どんぐりっ子たちが生きにくいでしょうから、もうちょっと比率が高まるといいなぁ。(正確な比率はわかりませんが~)
私も勉強をあまりしないで高校受験までは楽にクリアしましたが、「勉強が出来ることがすごい、えらい」という価値観の中で、「くだらない記号の暗記(勉強)なんてしたくないという反発」と「勉強は悪い奴がするもんだという勘違い」で、結構ひねくれた人間になりました(苦笑)
今でも「自分からする学び」は好きですが「させられる勉強」は嫌いです。
息子たちにも強いることはしていません。(というか勉強禁止です)