明らかに間違っている
我孫子市はとても住みやすい環境で気に入っていますが、小・中学校の教育施策が間違った方に向かっているので危惧しています。(日本の公教育自体がおかしくなっているので我孫子だけではありませんが・・・)
「小学5年生から徐々に問題行動が増え、中学1年生段階で急増していることがわかります。」
そこから
「義務教育9年間の特に小5~中1の3年間の接続を意識した指導を行う」
って・・・どう考えても遅いでしょう?
小5から問題行動が増えるんだったら、それ以前に問題行動が起こる理由があるはずです。だから、素人考えでも小1~小5を見直そうとなると思うんですが、有識者と呼ばれる方の考えは違うようです。
さらに表を見ればわかりますが、小1~小4で思いっきり「思考力」を潰しています。
小5~6では「論理的思考力」を養うどころか、通常の単元を理解させること自体困難でしょう。
「高学年は文章問題が出来ないから計算だけは身につくようにしっかりやります。」と保護者会で言われたお母さんもいます。
長年高学年ばかり受け持っていた先生だから、そういう気持ちになってしまうのは理解できますが、、、諦めずに試行錯誤しましょうよ。親としては計算が素早くできないよりも、文章を読んでもわからないほうが困るんですけど・・・。
新松戸校には松戸市のほか、柏市、流山市の子も結構来ていますが、我孫子市の小学校の徹底反復にかける情熱(?)は頭一つ抜けているように感じます。
8月から「水曜日」がフリーになるので、少しずつアクションをとってみたいと思います。
折角の情熱は正しい方向に
「最初のひらめきが良くなければ、いくら努力してもダメだ。
ただ努力だけという人は、エネルギーを無駄にしているにすぎない。」 トーマス・エジソン
無駄な努力ならまだましですが、子どもたちを潰しているんですから。
『教育犯罪』なんです。子どもたちのことを想ってのギリギリのところでの頑張りが『教育犯罪』になるなんて悲劇です。
先生たちにも、『感動』を味わってもらえるように、我孫子市民の一人として行動したいと思います。(本音を言えば、我が子を守るためにですけどね)
ある国立付属小に通わせているお母さんが教えてくれました。
「高学年は思考力を育てるには遅いことがわかったので、思考力を育てる授業を始める学年を前倒しします。」
というようなことが書かれたプリントが渡されたそうです。
よく気がつきました。でもそれでやっているのは脳トレ…。