無言給食

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次男は1~2年生、4年生で給食中、しゃべってはいけない時間を大型モニターにデジタルカウントダウンを表示されました。
注)我孫子市の場合、しゃべってはいけない時間10分、しゃべってもいい時間10分というのが一般的のようで、息子たちの学校もそうです。高学年になるとやらなくなりますが、低学年のうちは大体やっているようです。(教室のお母さん情報)



子どもにストレスがかかるから止めてほしいと、校長・教頭、それから担任、それぞれお願いしに行きましたが、やめてもらえませんでした。
 
それをおかしいと感じる感覚がありません。
 
これは給食だけにとどまらず、学校運営全般に言えることです。
親は想像すらしない、おかしな運営ルールがたくさんあります。
 
子どもは学校では先生が絶対ですし、それがおかしいことだと認識するだけの経験がなく、思いを的確に言葉で説明できません。
 
だから子どもたちの心と頭がおかしくなるんです。
 
なぜ学校の先生たちがこうしたことをおかしいと感じることが出来ないか?
 
学校以外の社会を知らないでずっと学校にいるからです。
その学校の中で、理不尽なことにも適応してきた人たちだからです。
理不尽な現実に適応するには、自分で考える頭や感じる心は邪魔者以外の何ものでもありません。

悪い人たちではありません。むしろいい人たちが多いです。

そして、上から言われたことに忠実です。 
 
ブラック企業で働いたことがある方ならわかると思います。
 
今、子どもたちはそういう環境にいるということです。
全国的ですね。

無言で食べると言えば・・・カニ!

正月に食べるカニを注文しました♪

年越し・年明けキャンプは家族に不評なので・・・。

先生のための教育辞典

あとよく聞くのが、班にしないで全員前を向いたまま黙々と給食を食べるというもの。

Edupedia 先生のための教育辞典 というサイトにこんなのがありました。

給食指導で困った時に

1 毎日のことだから
ひと昔前の子ども達は、「食べる」という本能的な欲求を満たす時間くらいはおとなしくしていてくれたものです。「食べる」という明確な目標に向かっていれば、準備もさっさと進んだものです。給食当番など、低学年であっても放っておいても給食室まで取りに行き、自分達の力で配膳を進め、日番が「いただきます」をして、問題なく「ごちそうさま」~片付けに進むことができました。「いただきます」の後はスプーンと食器があたる音が少しするだけ、食べ終わった子どもが出始めた頃に穏やかなトーンで話し声が聞こえ出す。そんな6年生も持ったことがあります。

今は(学級によりますが)放っておいてうまくいくということはまれになってしまった感があります。「飽食の時代」と言われるようになってからも、ずいぶん時間が経ちました。家庭でのしつけが低下してしまっていることに給食の時間が上手くいかない原因がある思います。

ましてや学級が荒れていると、授業や休み時間が荒れるのに加え、給食時間もかなり大変な状況になります。ある荒れた学級を受け持ったときには、給食開始からの1ヶ月間、何かが落ちることがなかった日がありませんでした。牛乳、おかずをこぼす、当番が皿やスプーンの全員分を落とす・・・。そんなトラブルが1日に数件起こり、いたる所で混乱を招きます。食べ始めても立ち歩く、騒ぐ、食べ物を投げる、時間中に食べ終わらない、残す・・・。

学級が荒れているいないにかかわらず、給食の時間をスムーズに進めることは、学級を安定させることにつながっていくと思います。毎日のことですから、ここをしっかり抑えておくことは重要です。

2 ルールを徹底する
4月の時点でルールを徹底させていきます。一度に全部のルールを徹底することは難しいです。給食1日目のときに、大まかなルールを説明すると同時に、最初の1週間は給食を食べながらでもいいので、細かいことも抑えていきます。

まずは給食の趣旨説明をしておく必要があると思います。当たり前のことですが、次のように宣言しておきましょう。

「給食時間は食べることだけが目的ではありません。人と食事をするときのマナーを勉強する時間でもあるのです。食べ物と健康について考える時間でもあります。楽しく食べるのがいいと思いますが、ドンちゃん騒ぎをする時間ではありません。」

当番の準備

エプロン番号 → 体の大きさで固定(3班12人態勢が妥当か?)
上手に当番表を作っておきましょう。当番がどのように交代されていくのかをしっかり説明しておきましょう。
※給食当番とは別に、係り活動として給食係を作って、「いただきます・ごちそうさま」「余りが出た場合の配当」「配膳台の準備・片付け」などの仕事をさせるのもいいかもしれません。

当番の仕事

給食の配ぜんの規則は → 基本は平等に分ける(3~5人分ぐらいが残る程度に)
あちらこちらの席に置かずに、端から順に配る。できるだけ、同じ種類のものを配る。
欠席分以上にあまりがあったら、確認する。
給食の始まりは → 日番が前に出て、「手を合わせて」「いただきます」。手を合わせたときには、全員が席について自分のおかずがきちんと届いているかどうかを確認します(当番が着替え中であってもいったん、座らせる)。配膳に不備があれば、この時、「○○が○○です」と、必ず伝える。「この時までにちゃんと確かめて、何かおかしいこと、困ったことがあれば、いってください。そうでなくって、後から言っても、どうしようもないときがあるから、注意してください。」
給食のおかわりの規則は

非固形物は早く食べ終わった人が1回分以下をもらう(基本的におかわりは1回だけ)。
固形物は班ごとにまわす。・・・1日目は、1班からスタートして、給食係りが「いるかいらないか?」を聞いていきます。1人につき、1回、固形物のおかわりができます。「1班で牛乳がほしい人!」「はい」「はい」「はい」「ジャンケンしてください」 → 1班が取り終えたら、次に2班に聞きます。これを、おかわりがなくなるまで繰り返します。 こうして班ごとで回すと、クラス全体でジャンケン大会をして盛り上がりすぎて騒がしくなるということがなくなります。 → 次の日は、2班からスタートして、「いるかいらないか?」を聞いていきます。
その他のルール

給食の待ち時間(配ぜん中・食べ終わったとき)
「席に座っておきます。もちろん、食べている最中に立ち歩くのはマナー違反です。」
* 給食時間中に食べ終えれなかった場合 → 基本的には全部食べるが、チャイムがなったら残す(すぐに掃除だから)。・・・これは、担任の考え方によってずいぶん違うと思います。
* このほか、牛乳パックの片づけ方、ごみの片づけ方、お皿の拭き方・・・・

細かいことを書き上げてしまいましたが、適当に省略しながら、折を見て指導していく部分もあっていいと思います。

3 静かにならない場合
給食の時間がなかなか静かにならない場合があります。一時的に浮ついている場合もある石、長期にわたってなおらない場合もあります。

①近くの人と話すこと
お調子者が騒いでいる場合、たいていは、お調子者同士で遠くの席にちょっかいをかけます。口に食べ物を含んだまま大声を出して、周りがそれを咎めて、ますます騒がしくなります。「近くの人と、大騒ぎにならないくらいの声で話をしましょう。」

②前を向いて食べる
いつのころからか、班ごとに机を合わせて給食を食べる光景が普通に見られるようになりました。「会食を楽しむ」という目当てからみると、それでいいと思います。ただし、どうしても騒がしい場合は、固定観念に縛られず、全員前を向いて食べさせればいいと思います。それでいったん落ち着かせて、できるようになってから班ごとで食べさせましょう。

③しゃべらない時間帯を作る
どうしても騒々しさが収まらない場合は、しゃべらない時間帯を作りましょう。「静香ちゃんタイム」と命名して「はい、今から静香ちゃんタイムね」と、キッチンタイマーを押します。時間は10分程度でしょうか。ひどい場合には、「給食時間中は一切しゃべらない」です。 学級のムードによっては「マナータイム」と、厳格な命名の方がいいかもしれません。

4 放送も考えモノ
給食時間中に放送委員会が学校放送で音楽やTV放送を流す場合があります。確かに楽しくていい面もありますが、それによって騒がしくなってしまっている場合も結構あるのではないかと思います。特に流行している音楽を流している場合、高学年の「グループ的自己主張」の場になってしまい、妙な空気が流れるケースもあります。基本的に食事とロックはよい組み合わせではないと思います。私は騒がしい給食になってしまっている場合には、放送は切ってしまいます。静かなオルゴール音楽を流しながら食べさせるのもいいかもしれません。「この曲がちゃんときこえるくらいの声なら、しゃべってもかまいません」

引用元:https://edupedia.jp/article/53233f8d059b682d585b6009




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