先日の記事で広島のお医者さんの書いた本を紹介しました。
とてもいいです。
今、2回目を読み終えました。
専門用語が多いので、腑に落ちるまで何回か読み込むつもりです。
内容の一部をざっくり記します。
日本人は食事の量は足りているが、質が悪いので栄養が足りていない。
質的な栄養失調に陥っている人が多い。
質的な栄養失調・・・糖質過多+タンパク不足+脂肪酸不足+ビタミン不足+ミネラル不足
女性は鉄が足りない
50歳以上の日本人女性の鉄不足は極めて稀だが、20~40代で鉄が満たされている人が稀。
月経・妊娠・出産等で鉄を失うので、この時期の女性の鉄不足は顕著。
海外では肉を食べる量が多い、小麦粉に鉄を添加、鍋に鉄の塊を入れるなどの対策をとっている国が多いが日本ではされていない。
タンパク質をたっぷりとる
動物性が効率が良い
肉は毎日200gは食べる
ホルモン剤や抗生物質がより多く使用されているアメリカ牛は避ける
不足分はプロテインで補う。
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糖質と悪い資質を減らす
白米、小麦粉、砂糖などの精製糖質はインスリンを分泌させるので避ける
インスリン分泌→低血糖→血糖をあげるホルモン分泌→ビタミンB群やミネラルが使われて不足
トランス脂肪酸(マーガリン、ショートニング)はNG
サラダ油も出来るだけ減らす
質の悪い野菜は意味がない
こちらはFB記事をご紹介
メガビタミン療法のススメ
ATPを増やす補助サプリメント
ATP・・・アデノシン三リン酸が結合した物質で、生体内のエネルギーを貯蔵したり、供給したり、運搬を仲介したりするとても重要な物質で、生きるための「エネルギー通貨」とも呼ばれる。
鉄
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ビタミンB
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ビタミンC
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ビタミンE
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その他栄養改善による症例集
ADHD傾向の4歳の男の子、3か月で落ち着いてきた
学習障害(LD)の男の子、6カ月で優等生になった
起立性調節障害(OD)で不登校となった中学生、3カ月で元気になった
(子どもに関係するのだけピックアップしました)
試してみます
我が家では基本的に外食やお惣菜を買って食べるということが少ないです。
(キャンプの時などは体に悪いものを好んで食べたりもしますが)
加工食品は出来るだけ買わずに、出来るだけ添加物の少ないものを選ぶようにしています。
出来るだけですけど。
まだまだ改善の余地はたっぷりありますが。
ですから、特に子どもたちに異変がみられるわけでもなく、年間を通して風邪を引くこともほとんどなく、病院にもほとんど行きません。薬も飲みません。
それでも食材自体の質が落ちていることは、大量生産の農業や畜産業を考えれば明らかですので、体をもっと良い状態にしないといけないなぁと思っているところでした。
サプリメントなんてありえない、医者の薬さえ本当にしんどい時しか飲まない私が、丁度考え方を変える必要が出た時期に出会った本ということでしょうか。
ほぼ奥さん(と私)の手料理という毎日なので、男どもの鉄分は足りていると思いますが、一応調理の時に補充することにします。
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