なぜこうした指導なのかを考える

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酷い指導

●数字に丸をつけて何算かわかる言葉に線を引いて式を立てる。

●掛け算は、”ひ(とりなんこ)” ”に(んずう)”に線を引き、ひ×にの順番で式を立てる。

●~は~の何倍 ”の”に丸をつけて”は”の下に÷を置く。

●く・も・わ を見つけて線を引き、公式にあてはめて式をつくる。



子どもたちが指導される、文章問題を解くためのこうしたやり方は、はっきり言って酷いものですが、なぜこうした指導をする先生が多いのかを考える必要があります。

勉強を教える塾~勉強を教えない教室~小学校の学習支援等を通じてわかったのは、

〇小学校の先生は算数が苦手な人が多いこと。

〇はやく・かんたんに・せいかくに という迷信がまかり通っていること。

最終的にそう育つのなら良いですが、指導そのものがそうなっています。

〇基礎基本のとらえ方が間違っていること。

やっぱり、読み書き計算が基礎基本になっているんですね。

〇理解力や思考力を家庭で育ててもらっていない子が多すぎること。

幼稚園児が普通に3DSを持ち、小学生がスマホを持っている時代です。

〇授業を受ける状態にない子が多すぎること。

土日のスポ少でガス欠・ストレス満タン、頭の中にユーチューバ―がいる、睡眠不足等々。

結果として理解力がない子でも、その場だけでも答えが出せる指導が求められるようになっているのです。

好きなように描かせると、筆が動かずに何も描けない子が増えたから、細かく描く手順が決まっている”酒井式描画法”が全国に広まったのと同じ理由です。

類題タイフーン も知っておくといいですね。

類題タイフーンのおかげで100点をとれたとしても、1週間後にはきれいさっぱり忘れているなんてのも実際にみてきました。

さらに、

『高学年はもう文章問題がわからなくなるものだから、せめて計算だけはしっかり身に付けさせます。』

と保護者に堂々と宣言するベテランの先生までいます。

保護者も、”小4頃から算数が難しくなる” ”文章問題が苦手なのが普通” のように思っている人が多く、量の勉強を子どもに強いるのです。

人間教育を

そもそも、文章問題が苦手という我が子の状態が、

単に算数が苦手などという軽い症状ではなく、

自分の頭で考えられなくなっている重症だと気がついておらず、

良くないなと薄々感じている

”テレビゲーム” ”テレビ” ”スマホ”

”怒鳴る育児” ”忙しい生活”

などの育て方 には目を向けず、

塾にお願いして(お金で)表面的に解決しようとする無責任さを、

”教育に関心が高い家庭”

にすり替える風潮が嫌いです。

だから、塾に行っていない子を塾に行っている子が馬鹿にしたり、

有名塾の子がマイナー塾の子を馬鹿にするようになるのです。

親が塾のためにお金を出すのが当たり前と思うようになるのです。

目先の点数に眼がくらみ、人間教育をしていないのです。

いくら平和教育をしたって、ヒトから人間に育て上げていなければ届かないのです。

家庭には家庭の問題があり、

学校には学校の問題があるのだから、

その両方の問題を理解し、

自分が改善すべき問題をキッチリ改善すればいいんです。

私は家庭の立場ですから、

環境設定とどんぐりで準備学習をしっかりして、

学校の悪い影響をできるだけ軽減し、

学校の良い部分をありがたく享受すればいいと思っています。

悪い影響が良い部分を超えると判断したら、家庭で育てるだけです。

その際は、不足する社会性を育てる場所をつくるか探せばよいだけです。

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