単元テスト

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うちの教室の方には限定記事を読んでもらっているので、学校のテストの点数や、学校での評価が気になる・・・という相談はほとんどありません。

現代学校事情からして、そんなレベルの危機感でどう子どもを守っていくのですか?

という現実を突き付けていますので、相談はもっと具体的な子どもの守り方、ケース対応が主になります。

※興味がある方は2016年の限定記事から読んでみてください。

ただ、子どもが周りの子と比較して劣等感を持つ、算数・勉強が苦手と思い込むという相談はチラホラ受けます。

無理もありません。

学校は早くできること、点数が良いことが素晴らしいとう世界ですから、親がそう思っていなくても思いっきり洗脳されて帰ってきます。

だから、その洗脳を解くには、かなり偏った演出をしてあげるといいですよと伝えます。

実際に息子たちにやってきたこと。

●百点のテストは「これは意味がないから捨てるよ」と言ってリサイクルごみヘ。

●テストはわかっているかわかっていないかのチェックだから、間違えたところ理解するのが勉強だ。だから間違えは大事にとっておこう。

●くだらないな~。こんなテストで学力なんてわからないんだから。

●0点取っておいでよ。一生楽しめるよ!とってきたら額に飾ってあげるから(笑)

●プレテストのあとに100点とったって、意味がないだろう?

●計算は時間切れでいいよ。ただしゆっくり正確にやっておいで。

●点数はどうでもいいんだから、好きな問題(文章問題・図形問題)からやって、計算は時間切れでいいんじゃない?

●パパはテストの点数は気にしないから、0点でも絶対怒らないよ。ためしに取っておいで!

●理解が大事だよ。早さは求めないことだよ。

●漢字は読めて意味が分かることが大事。書きはおまけ。50問テストのやり直しが嫌なら100点を狙っていいよ。一緒に準備してあげるから。

(事前に配布される用紙を、一度やらせてチェックをして、間違えたとことだけテストまでにIF法で少しずつ覚えるだけ)

●頭を使わない計算問題は、早くできる必要は全くないよ。高校受験、大学受験でも困らない。ただし、わからないのはいかんから、それはわかるようにしとこうな。

その他思い出せませんが、基本的に学校のテストには嫌悪感と無意味であるという態度を隠しません。

唯一、「間違えたところは大事なお宝だからとっておこう。」 ということ。

これだけ態度で示しています。

こういう実態もありますからね。

類題タイフーン

学校で酸性の刺激を受けてくるんです。
中性に保ちたかったらアルカリ性の刺激を与えないと。

だから、学期末のテスト実施期間になるとカリカリくる子も多いと思いますが、息子たちはテスト期間は楽だといいます。(小学校の話)

普段は急かされて大量に問題を解かされたり、繰り返し練習をさせられたりするところを、テストはマイペースでやれますし、終わったらのんびりできるからだそうです。悪い点数をとったって親は嫌な反応を示しませんからね。

だから、単元テストの点数などに一喜一憂する姿を親が見せないことが大事です。

どんな問題を、どんな間違え方をしたのか、理解しているのかどうか、理解していないとすればどうするか、それだけです。

学力とは関係ないんですから。

それに実際に、学校の先生たちだって単元テストの結果が子どもたちの学力を判定しているなんて思っていませんよ。

それどころか、学習時間を奪ううえに学力低下の要因の一つとまで思って、それでも仕方なく使っている先生もいますよ。

だって、考えてみてくださいね。

単元テストというのは、業者が作っているわけですよ。

先生は…というか小学校ではテストで多くの子どもに高得点をとらせることが目標になっています。

そこで、本当の学力を求めるような、授業の良しあしが反映されるようなテストが求められると思いますか?

普通の子たちが普通にやれば平均80点~85点程度をとれるようなテストが求められるわけです。

さらに、丸つけの労力を考えたら、答えが決まっている、抜きだし、選択問題が多くなってきます。

先生にとって使いやすく、子どもたちに点数をとらせやすい、そういった考えのもとに作られているテストなのですよ。

だから単元テストとセットで、プレテストや答えが書き込まれた答案、採点用の補助シートなど、先生の使いやすさを追求した、わかっていない子でも点数をとりやすいようなツールが付属した商品になっているんです。

普通の子たちにとって点が取りやすいのはどういうテストですか?

考えずに反射的に作業のような計算を沢山やるものではありませんか?

文章問題はじっくり考えるような少量の良問ではありませんよね?

ゆっくりじっくり考えるどんぐりっ子に合ったものではありませんよね?

そこで、沢山単純な練習問題をこなしている普通の子たちと張り合ってどうするのですか?

二兎を追うのですか?

本来のテストの使い方通り、分からないところの判定として使い、その弱点を深く学ぶだけです。

それを貫かずに、テスト結果や成績に一喜一憂するする姿はどんぐり学習をしているときの親の負のオーラ以上に子どもたちに伝わります。

いくら口では点数は気にしないで間違いはお宝だよと言ったところで、行動が伴っていなければ子どもには伝わりません。

私は長男が小2の時に試されましたよ。

じっと私の目を見つめて、

「パパ、本当に0点とってもいいの?本当に0点とっても怒らないんだね?」

と言われました。

あれは、親の反応を試したのだと思います。

それ以前もそれ以降も、テストの点数については無反応です。

間違えたところを、なぜ間違えたのか、今は理解しているか、そうしたことだけ確認してきました。

では、そういうテストを使っているから学校がダメか、先生がダメか、そういうわけではありません。もう先生も学校もそうせざるを得ない状態にあるだけです。

だから、それを理解し、我が子の教育に活かすのみです。

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コメント

  1. CC より:

    金森先生、ご無沙汰しております。
    娘は中2になりました。

    どんぐりで、「わからないところがお宝」←自学の要

    …を納得しておくことは、
    中学生になった今、とても大事なことだと痛感中です。
    (´艸`*)

    • jiatama より:

      CCさん お久しぶりです。

      もう中2ですか、早いものですね。
      中学生活を楽しんでいますかね。