後伸びする子

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自然保育の子たち

最近、自然保育、泥んこ系の幼稚園・保育園を卒園した家庭の方がよくいらっしゃいます。そうした幼稚園・保育園でよく言われるのが、

「後から伸びてくるから焦らないように」

本当によく聞きます。

卒園まではとても良い育児環境で、幼稚園・保育園としてはとても良い子を送り出していますので、その時点では「後伸びする子」に育っています。

間違っていません。

ただ、今の小学校の環境を知って対策は必要ですね。

もちろん、焦って学校の勉強をさせる必要はありません。

先取学習で計算マシーンに育っている子が多いですから、焦るなと言っても焦るでしょうけど。

まぁ、後伸びというとあとから力がついてくるイメージがありますが、ほんとは低学年の頃から子どもたちは賢い訳です。ただし、学校の勉強という評価でいえば評価が上がってくるのが後からというだけの話。もともと賢いんです。

後伸びする前に潰される

昔だったら「後伸びする子」 「大器晩成」 タイプの子は、普通に育てたら、残念ですがかなりの確率で潰されるでしょうね。

普通が普通じゃないからです。

普通に公立の小学校に通わせて

普通に宿題をして

普通に毎日テレビを見て

普通にテレビゲームで遊んで

普通に習い事に通って

普通に(頭を使わない・工夫が要らない)生活をする。

普通ですか?

あのテレビゲームをする時の目つきが普通?

作業ばかりの宿題が普通?

みんながやっているから普通?

「めんどくさい」が口癖の小学生たちが普通?

70年前は「お国のために死ぬ」のが普通だったんですよね。

良いもの、良いことが普通とは限りません。

大人も子どもも普通に飲んでいるジュース・・・普通ですか?

小学校の高学年から授業についていけなくて塾通いが普通?

家族と夕食をとらずに塾弁って普通?

幼稚園・保育園の園長先生が言う、「小4頃から伸びてくる」まで耐えられません。

そういう子が後伸びしていた時代は、ゲーム機などなく、外遊びをする子どもたちの群れがあり、自然も今よりは残っており、子どもに自由な時間と空間がありました。

それが普通でした。

今の普通は、当時からすると異常です。

幼稚園時代の生活をそのままにメディアを遠ざけて、習い事も少なく、遊び中心の生活でも、残念ながら育たないケースが多いです。

小学校に通わせなければ潰されないでしょう。

学校に通わせて、学校の勉強と宿題をさせるだけで、もう殆どの子たちは潰されています。

対策は?

親が自分自身の頭で考えることです。

自分で試してみることです。

出来ればどんぐり理論を学ぶといいです。

そして、現在の小学校で何が起きているかを知るといいです。

授業参観ではない、普段の授業を1週間見せてもらったらいいですね。

不安になって「●文」や「花●」「■研教室」「●盤教室」なんかに通わせないように・・・祈っています。

対策を知っている人間からすると、5歳から年長さんの終わりの1年がすごく勿体無い。




「子どもは外で遊ぶもんだ」という社会だった頃は、自然保育の泥んこ系の子は今ほど少数派ではなかったでしょうね。

学校も今ほど非寛容ではなかったでしょう。
(学校のせいではなく、社会が学校に非寛容だからですね)
泥ガキや先生の言うことを素直に聞かない腕白な子をほほえましいとみる先生もいたでしょう。

きっとその頃は、後伸びしたでしょう。

しかし、今はテレビで育ち、ゲーム機で当たり前のように遊んできている、本来子どもが持っている好奇心や探究心をそがれ、外遊びで多くの思考回路を作って来ていない、実体験の少ない、かつ表面的な勉強だけはしてきている子が主流なわけです。

すると、学校の管理方法やカリキュラムがその子たちに合わせてアレンジされるというのは自然なことです。(調教にどんどん近づいています)

昔とは違います。

学校から幼稚園に「きちっと座っていられるように指導しろ」と指導が入る時代です。

先生たちが、自然派保育の幼稚園の子を名指しで
「●●●幼稚園の子は問題児が多いから」と言い合っている時代。

リストにある幼稚園・保育園の名前を見て嫌がっている時代。

授業の前にその単元の勉強を出来るように仕込んでくる親は意識が高いと言う時代。

そういう時代なのだと覚悟を決めて、幼稚園から小学校への移行を親がアレンジしなければいけない…と思いますよ。

心の準備とぶれない方針からの対策をたてておかないと、慌てて学習教室、プリント教室、算盤教室に通わせてさらに子どもを潰してしまうことになりかねません。

偶然に委ねるには、今のシステムは強固ですから。

入学から1年以内に多動と言われ専門機関の検査をすすめられる。
(結果、小1で向精神薬を飲んでいる)
3~4年生で学校の勉強が全然わからなくなっている。
宿題をする時に奇声をあげて自傷行為をする。

どう考えてもこれはおかしいでしょう?

だからといって軍隊式の幼稚園にいれようなんて思わないでくださいね。

算数の授業が、ゆっくり深く理解するものではなく、は・か・せ(はやく・かんたんに・せいかくに)を良しとして、パッと反射的に答えを出させるものになっている。

そうは思っていない先生も多いでしょうが、与える刺激(問題の質と量、授業のスタイル)がそうなっているのだからどもはどうしてもそうなる。

手順だけしか伝わらずに大量の演習問題。そこで、圧倒的に優位に立つのが高速計算プリントの教室や算盤に通っているの中の1~2名。

「はえ~」「あいつもう終わったの」という賞賛の声を浴びる。

以前よりついていけなくなる学年が下がっている。

早さに対応しても今度は高学年になって思考力が育っていないは結局ついていけなくなる。そして中学からは過半数以上のが塾通い。

就学前から家のテレビを見放題、3DSを持たされてやり放題のは残念としか言えないが仕方がない。

でも、自然を感じる丁寧な育てをしてきたたちが巻き込まれてふるい落とされていくのは、やっぱり何とかしたいと思う。

指を使わせない、絵図を描かせない、手順を強制する(さくらんぼ計算など酷い内容が多い)、そして大量に問題を解くことを強要する。大量にやらせたなかの間違いをダメ出しする

やめてほしいなぁ。

完璧主義、間違いを極度に恐れる、情緒不安定、思考できない、そんな状態にされて、リラックスして座っていられない、癇癪を起して自分の体をペンで刺す、そんなを見るのは嫌なんですよね。

伸びするなんて言えたのは、携帯ゲーム機などなく、まだどもたちの群れ遊び、ども社会が残っていた頃の話でしょうね。

自然保育でほったらかしで伸びしたは運がいい
それくらい学校も地域社会も環境が悪い。
そう思ったほうがいいですね。

さあ、あと1週間でまた学校が始まります。
今年は何人の1年生たちが行きたくないって暴れだすか(苦笑)

きっと先生たちも憂鬱なんだろうなぁ

糸山先生のコメント

特に5〜7歳で90%以上(「どんぐり」を知らなければ、限りなく100%に近いです)が、水の泡状態です(でした)。
この5〜7歳の切換時期(最適な移行期間)でもあるGolden_Ageに何の対策(本当の一生教育)もせずに、世間の荒波を乗り越えられるほど厚顔には育てないのが「自然保育」の特徴ですので、キチンと対策しましょう。

◎現場の学校は行き詰まっている。理由には気づかない。どんぐり倶楽部の理論だけでも見ていただければ…分かります。https://www.youtube.com/watch?v=nrJVtxF71Nk

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