奴隷扱い

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忙しすぎる子どもたち

教室に来ているお母さんたちがいろいろ教えてくれます。

●毎日習い事で、夕食はカッパ寿司が定番のお友達のこと

●同じく習い事が多く、送迎の車の中で宿題をかたずけるお友達のこと

●宿題が多くて泣きながらやっている子をイライラしてたたいてしまうお母さんのこと

●明らかにストレスによる問題行動(つねる、物を投げる、暴言を吐く)が多い子のこと

ただし親の前ではとってもいい子。

●幼稚園に入る前から習い事で忙しくて公園で遊ばない子たちのこと

●2歳の子を後ろから思いっきり突き飛ばしたり、いきなり手や足を出す幼稚園児のこと

●習い事で忙しい子が頻尿になり、小児科で「習い事を減らしなさい」と言われたこと

学校・幼稚園・習い事・勉強で忙しい子たちは、大人で言えば

毎日残業/仕事の持ち帰り(宿題、家庭学習、習い事)

毎週休日出勤(スポ少・習い事)

体験に来る方に、「ゲームさせてないんですね、いいことですね。」と言うと「忙しくてする暇がないんです…」なんてことをたまに聞きます。

ゲームすらやる暇がないくらい、小学生たちがのんびり穏やかに育つ環境はもうなくなったのか・・・。




子どもを奴隷にしないで下さい

森へ行こう ”子どもを奴隷にしないで下さい”
(ゲームを否定しても無駄です)

当たり前のことですが、子どもは奴隷ではありません。

でも、現実には大人達は子どもに指示や命令を与え、それに従わないと子どもの気持ちも考慮せず、叱ります。

その指示や命令も、大人の気分次第です。

また、「正解」を与え、それをちゃんと覚えないと叱ります。

そして、子どもが自分の頭で考えた答えなど簡単に否定します。

さらには、「子ども自身の考えや好奇心に従った行動」は、一般的に大人の価値観に反するため、叱られます。

昔の子ども達には、子ども達の、子ども達による、子ども達のための、社会や、空間や、遊びや、時間がありましたから、学校や家では大人の支配下に置かれていても、そのような場や、時間や、仲間の中で自由を体験し、自立した精神を育てる事も出来ました。

でも、現代の子ども達にはそのような場も、時間も、仲間も存在していません。

そして、四六時中大人の監視下にあります。

その結果、奴隷のような生活を強いられています。

大人にはそんな気はなくても

「どうしてこんなことも出来ないの」
「なんべん言ったら分かるの」
「なんで困ったことばかりしてくれるの」
「言われた通りにしなさい」
「どうしてご飯を残すの」
「どうして走り回るの」
「なんで約束を守らないの」
「なんで仲良く出来ないの」
「なんでゴメンナサイが言えないの」
「なんでちゃんと挨拶しないの」
「なんでジーッと座ってご飯を食べられないの」
「なんで宿題をやらないの」
「なんでこんなことも出来ないの」

と言われ続けている子どもの状態は正に奴隷の状態です。

学校でも、子どもはただ大人の指示命令に従うことしか求められていません。「宿題」はその指示命令の一部です。

そこでは、子ども達の「一人の人間としての意志や人権」など全く無視されています。

現代人は「人権」という言葉が好きですが、でも、それを「自分の身を守るための呪文」としてしか理解していません。

「人権とは何か」ということまで考えている人は多くないと思います。
それが分かっていたらこんな子育ても教育も出来ないはずだからです。

我が子が他の子に危害を受けたときには大騒ぎするのに、自分は平気で子どもを否定し、子どもの心に危害を加えています。

そんな現代の子ども達が自由に遊ぶことが出来るのは唯一「ゲーム」の世界の中だけです。
自由に会話が出来るのも機械を通してだけです。しかも「文字」による会話だけです。

そして、多くの子どもが「ゲームの中の自由」と「機械を通しての人間関係」に支えられて生きています。

目の前に友達がいてもゲーム機を通して一緒に遊ぶだけで、自分のからだを使って一緒に遊ぶことはしません。

だから、大人達は「ゲーム」や「通信機器」を否定したくなるのですが、でもだから、子どもから「ゲーム」や「通信機器」を奪ってはいけないのです。

今の子ども達は、もうそれなしには生きることが出来ない状態になってしまっているからです。
いまさら、それらの害を云々しても意味がないのです。

(ただし、もちろん「程度」はあります。)

むしろ「害」を云々すること自体が子どもを否定することにつながり、子どもに「害」を与えかねません。

現実は、もうそういう状態にまでなってしまっているのです。

だからといって、「ゲーム」の中で学んだことは現実の世界では役に立たないのも事実です。

「現実の世界」を「ゲーム」と見立てて、「ゲーム」で学んだことを応用することも出来ますが、でも、現実の世界はゲームのようにリセットは出来ません。

また、「人生」の中に「ゲーム」があるのであって、「ゲーム」の中に「人生」があるのでもありません。

どんなにゲームが上手でも、経済的に困窮すれば、ゲームを続けることは不可能になります。

また、「リアルな世界」の中では、「リアルな自分」が「リアルな人間」と関わる必要があります。

携帯やパソコンを使わず、自分のからだを使って、目の前の相手と直接対話しないことには何も前に進まないのが「リアルな世界」の現実です。

確かに、機械だけ相手にしていればOKな仕事もあります。でも、その仕事以外の世界や、その仕事の世界に入るときも、出るときも「リアルな人間」を相手にする必要があります。

なぜなら全ての「仕事」は「リアルな人間」によって管理されているからです。

機械と関わるだけの仕事でも、入社試験も人事管理も人間が行っているのです。

ゲーム機を買うためのお金を稼ぐときにも「リアルな人間」と関わる必要があります。

でも、その「リアルな人間と関わること」が、今の子どもや若者が一番苦手なことになってしまっています。

それでも、単に「お金を稼ぐ」だけならそのような状態でも何とかなります。嫌なことは我慢すればいいのです。

でも、その「我慢」では成り立たない世界があるのです。

それが、「夫婦」や「家族」というつながりであり、「子育て」という活動です。

「夫婦」や「家族」や「子育て」における人間関係は、「生身の人間関係」によって支えられているので、こんなにも文明が進んだのにその「文明」が役に立たないのです。

そのため、「生身の人間関係」が苦手な現代人は、夫婦の間でも、親子の間でも、「お互いに要求を押し付け合うだけの関係」になってしまいやすいのです。

「便利な機械」に要求するように相手に要求するのです。

それでも、夫婦の場合は、相手も同じように要求してきますから、そこで話合いも可能になります。離婚も可能です。

でも、子どもはお母さんと別れることが出来ません。そのため、子どもはお母さんが自分から離れていかないように必死になって従順になるしかありません。

などと書くと、多くのお母さんは「イヤイヤうちの子は反抗的だ」と言うかも知れませんが、でもそれは「反抗」ではなく、出来ない事を要求されていることに対する「反射」に過ぎません。

その理解がないから、最初に書いたような強制的な子育てが始まってしまうのです。

この悪循環から抜け出すためには、ゲームや機械を否定するのではなく、子ども達をそういうものをちゃんと使いこなせるような人間に育てるしかないのです。

そういうものに束縛され、振り回されているだけだから困った状態になってしまっているのです。

剣や武器があるから戦争が起きるのではありません。そういうものを自分の欲求を実現するために使おうとするから戦争が起きるのです。

人を殺すだけなら武器など必要がないのです。

(「民主主義」があるから平和になるのでもありません。自分の「欲」の実現のためにそれを利用とする人が増えれば、「民主主義」が戦争の道具になることもあるのです。)

ゲーム機があるから子どもがおかしくなるのでもありません。

ゲーム機に支配されてしまうからおかしくなるのです。

そして、「ゲームの世界」の中だけにしか自分の居場所がない子ほど、ゲームに支配されてしまうのです。

また、子どもとのコミュニケーションが苦手な人ほど子どもをゲーム任せにしてしまうのです。

子どもを「支配されない人間」に育てるためには、まず、子どもに「しっかりとした居場所」を保証する必要があります。

それは、子どもを急かさず、強制せず、否定せず、子どもの「心」や「言葉」に耳を傾けることで可能になります。

また、「自分の頭で考え、自分の心と感覚で感じ、自分のからだで体験し、自分の意志と責任で行動する能力」を育てる必要もあります。

それは、子どもに「自由な時間」と、「自然(空間)」と、「仲間」を与えることで可能になります。

自分の価値観を育てるためには「物語」との出会いも必要になります。

そして、こういうことは「ゲーム」を否定しなくても出来ることです。

「ゲーム」に責任転嫁をせず、それでも出来ることを探して実行することが必要なのです。

それがまた、大人達が「自分の頭で考え、自分の心と感覚で感じ、自分のからだで体験し、自分の意志と責任で行動する能力」を育てることにもつながるのです。

引用 http://plaza.rakuten.co.jp/moriheikou/diary/201507080000/

リセットチャンス

さあ お母さん、あと10日で夏休みです。

子どもたちの心と頭をリセットしましょう♪

夏休み中勉強しなくったって、理解したことは忘れません。
(漢字の書きは忘れます(笑))

忘れたって思い出せばいいでしょう?

多分与えていないと思いますが、もし与えているのなら・・・テレビゲームを取り上げて、テレビを消して、自然と触れ合う時間を、現実世界で様々な体験をする時間を、子どもたちに返してあげてくださいね。

子どもたちは学校に育ててもらうのではなく、親が育てるのですから。

学校や地域の手をかりることはあってもね。

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