基礎と応用

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間違った基礎の徹底

●文章問題が苦手

●文章を読解出来ない

●問題文の意味がわかっていない

そういった症状は全国的に表れていますが、その対策が「基礎の徹底」。

基礎とは「読み書き計算」という勘違いがさらなる学力低下を招いています。

どんぐり倶楽部をご存知の方なら何をいまさらという感じですが、残念なのはどんぐり倶楽部を知らない方のほうが圧倒的に多く、学校でも「基礎の徹底」ということで、

教科書のすらすら音読

漢字ドリル・漢字プリント

計算ドリル・計算プリント

相も変わらずこういった訓練が大量に行われていることです。

さらには、学力テストの成績を上げるために、類題を解かせて対策をする学校も多いです。

学力を判定するテストの類題を解かせて点数を上げることに意味はありません。

あるとしたら

「わが県がランキングで下位なのは困る」

「教育委員会に叱られる」

「管理職に叱られる」

という大人の事情ですね。

<S5級-05>★★
三つ目小僧チームと一つ目小僧チームがドッジボールをしています。三つ目小僧チームのほうが2人多いようです。全員の目の合計は22個です。三つ目小僧チームは何人いるでしょうか。

この問題を式で解くとしたら、回りくどいですがこんな式で解けます。

22-3-3=16 …2人多い分を引いた

1+3=4… 三つ目と一つ目のペアの目の数

16÷4=4… ペアが何組いるか

4+2=6… 多い2人をたせば三つ目小僧の人数がでる

1つにすると

(22-2×3)÷4+2=6

いくら計算問題をひたすら練習しても、こういう式を自力で作れるようになるかは疑問です。

計算式を解く力と、計算式をつくる力は別だからです。

でも絵にすれば、四則演算も使わずに、数を数えるだけで解けます♪

だから1年生でも普通に解きます。

でも、計算問題の反復にどっぷりつかった高学年や中学生は解けません。

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作品の比較




基礎は応用できるもの

本当の基礎とは…わかること、感じられること、味わえること、そして考えられること

「わかること」…言葉から視覚イメージを再現すること

「考えること」…再現した視覚イメージを操作すること

「読み書き計算」は道具です。

学年ごとに、最低限の道具さえあればいいんです。

学年を超えた道具を早めに手に入れたり、その道具の使い方ばかりひたすら練習したり、どんな時にその道具を使うか、わからないまま手にしている子が多すぎます。

掛け算が使えなければ足し算で、割り算が使えなければ引き算で、10より大きな数がわからなければお金のイメージで、10までの数がわからなければ両手を使って。

手にした道具を使って、工夫して問題を解く力こそが大事です。

音読は、ゆっくりイメージしながら読めばいいんです。

漢字は読めて意味が分かれば十分。書きは小6までに身につければいいんです。

計算は理解したうえで、ゆっくり正確に出来ればいいんです。

わからないのに高速で出来るようにしても、基礎じゃないから応用が利かないんです。

12歳までにゆっくり確実に道具を使えるようになればいいんです。

12歳で本当の基礎さえ身についていれば、6年間の弱点など僅かな時間で復習できます。

さらには、中学生からの大量の知識の習得で困ることはありません。

でも、基礎基本と思っていたことが、結局「子どもの考えない頭」を強化してきたから、塾に行かなければついていけなくなるんです。

そして本当の基礎を身につけるのは、9歳まで、ギリギリ12歳までです。

選択を間違えないでくださいね。

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