残念です
「小1プロブレム」「10歳の壁」「小学校高学年の不安定さ」「中1ギャップ」「15歳の春」などの課題を解消するために打ち出された『我孫子市小中一貫教育基本方針』というものがあります。
教育の現場を知っている人なら誰だって、今の子どもたちの異変に気がついているでしょう。
気がついていないのは親だけだったりするのが厄介なんですけどね。
資料の中にこういう表があります。
残念です。
どんぐり理論をご存じの方なら理由は一目見て分かると思います。
健康にダイエットをするために、適度な運動と規則正しい生活と食事を心がけます!
と宣言していながら、毎食ジャンクフード、夜はソファーでポテチを食べながらコーラを飲む生活を続けているようなもんです。
考える力を育てると言いながら、子ども達は考えられなくなるような刺激ばかり受けます。
心を育てると言いながら、感情を潰す刺激ばかり受けます。
数の概念が身についていない子に、時間を計って計算カードやマス計算をさせると見事に潰れます。
身についている子だって、だんだんイライラが募り、感情が潰されていきます。
昆虫のように無表情の子
哀しい程一つ一つ言われないと動けない子
中学生で10の合成と分解が怪しい子
普段は明るいのに、勉強となると別人のようにどんよりオーラに包まれる子
実際に見てきましたから。
親が気づいてくださいよ
組織にいる先生は、間違いに気がついても組織の方針には逆らいにくいです。
間違った方針と手法で子どもがつぶれても、それは後からわかる事です。
それに気がついたとしても、短期で成果を出さなければいけない立場上、長期的なスパンで子どもたちを育てるのは難しいです。
(そもそも間違いに気がつかない先生は相当数いますが・・・)
小5~小6が論理的思考力を育てる最適の時期なら、私の教室でも入会制限などせずに沢山受け入れますよ。
糸山先生が補足してくれました。
<補足>
●小1〜小4まで、
【考えない学習:思考回路作成妨害学習】
を徹底しておいて、
突然、小5から
【思考力を養う】
ことは不可能です。●これは、
<基礎基本の勘違い>が、
何十年も野放しになっていることが原因です。
<簡単なこと>が、基礎基本ではないのです。
つまり、読み・書き・計算が基本ではないのです。
<何にでも使える具体的な考え方>が基本なのです。
つまり、言葉の視覚イメージ化が基本なのです。●日本の(人為的)教育環境は十二分に整っています。
それなのに、効果は全くもって逆効果ばかりです。
それは、小手先のやることがおかしいのではなくて、
根本的な理論が間違っているからです。
日本ほど職人気質的で、工夫が好きで、手先が器用な
国民はそうそういません。
それなのに、これだけ成果が上がらないのは
根本的な部分が間違っているからです。
さらに、徹底し反復することは、
日本人気質からしても、完璧すぎるほど完璧にします。
それなのに、応用力が育たないということは、
「単純作業の徹底反復は、応用力に繋がっていない」
という証明です。
もういい加減に認めないと先がありません。●子供達は、環境設定するだけで、
自力で思考回路をどんどん作っていくことができます。
例外はありません。
しかし、こう書くと
「それは、一部の出来るお子さんの話で…」となります。
お言葉ですが、
これは学校では支援級をススメられているお子さんの作品です。
これは、普通の小学生です。
コチラも同じく普通のどんぐりっ子です。
どんぐり歴が長いので、宿題もしていません。
徹底反復など問題外です。
中学受験用の勉強などは論外です。
ところが、この問題は開成中学入試問題です。
もちろんですが、ノーヒントで解いています。
一切何も教わらずに誰もがこうなるんです。
余計なことをせずにすべきことを余裕も持って
「ゆっくり、ジックリ、丁寧に」に
週に2問のどんぐり問題をするだけでいいんです。
それも、彼女は楽しく、鼻歌を歌いながら、
こういう問題も解いてしまうんです。
特別ではありません。
これが、普通で、これが、子供達の力なんです。●まず、
第1に「思考力とは何か」
第2に「どうやって思考力は育つのか」
第3に「育つ時期はいつなのか」上記3点の検証が出来ていなければ、
<無理なく無駄なく効果的な正しい学習理論=健全な教育>は
実践できません。どんぐり倶楽部では、これらの全てを30年という
歳月をかけて(1985年から2015年)緻密に検証を重ねて
現在に至っています。
そして、これまでに、ハズレはありませんでした。
意図的に、様々な教育理論を信奉する方々との議論も
してきました。
そして、それらの疑義の全てに答え、疑問点を解消し、
やはり、どんぐり理論でしか説明できないとわかりました。
20世紀までは通じていた(あるいは、今でも最先端と考えられている)教育理論でさえも、
21世紀では全く通じないことも確認し、
実際に指導もしてきました。
今、検証を残しているものは何一つないと言っていいでしょう。■今は、障害児教育について考察を重ね検証をしていますが、
同様の結果を得ています。
ただし、扱える人数が、少ないうでに、基本的には個々の障害の程度や性質が異なりますので、
具体的な対応は個別ですが、学習理論そのものは人類共通ですので、健常者と全く同じです。
というよりも、能力ではなく、速度(テンポ)が考慮されていないことが、学習障害の大きな要因となていることが多いので、通常の学習理論では太刀打ち出来ないことが多いという側面もあり、通常のこれまでの教育理論では暗中模索の感がありますが、どんぐり理論では基本原理に第一個性であるテンポ、第二個性である好みに関する考察がありますので、何ら迷うこと無く対応できています。
引用 http://plaza.rakuten.co.jp/donguriclub/diary/201501120000/
★入会をご希望の方へ★ ★子育てコラム★